自動車診断機はいわばクルマの聴診器

「マキシシス」の正規代理店かつ実際に使っている

テーエス商会だからわかることがある

スキャニング結果から整備士は原因を読み解く

現代の自動車は、デジタル技術をもとに走っているといっても過言ではありません。

それゆえ、自動車の整備・修理工場では、自動車のデジタルコードを読み取るツールが必要不可欠になっています。

整備工具の測定用品として、自動車の故障を診断するテスター、スキャンツールは、

1万円台の簡易なモノからECUプログラミング搭載の30万円を超えるスペシャル・ツールもあります。

そうしたなかでも、国産自動車はもちろんのこと、輸入車にも使えるスキャンツール(自動車診断機)で、

使い勝手がいいと評判になっているのが、シリコンバレーとはひと味違ったITの聖地“中国・深セン”で開発され、

アメリカ・ドイツ・日本に現地法人を構える

AUTEL(オーテル)社『MaxiSys(マキシシス)』です。

 

2014年に開催された「VISIONハイテクトレーニング&エキスポ」では、

『MaxiSys PRO[MS908P](マキシシスプロ)』が技術的ブレークスルーを達成したことから

«Best new product»賞を受賞。

並みいる強豪をものともせず、自動車の測定器が賞をとったことで、経済誌などでも記事が組まれたのは記憶に新しいニュースです。

テーエス商会は、このオールラウンドに活躍する次世代スキャンツール『マキシシス』の
正規販売代理店です。
また、自社グループ内でサービス・ファクトリーをもっているところから、

実際に入庫した車両を『マキシシス』を使って故障診断などを行っています。

 

そこで、『マキシシス』のどこが優れているのか、そしてどんなふうに使われているのか、

常日頃、使っている整備士の本音から

カタログやWEBサイトでは知りえなかった『マキシシス』の特徴をレポート。

 

埼玉県所沢市に位置する【CORGY’S Service(コーギーズ・サービス)】では、
2017年12月にオーテルの『MaxiSysPRO[MS908P](マキシシスプロ)』を導入。
現在は『マキシシス』の管理者でひんぱんに使っているという小菅祐樹工場長に、
この診断機の使い勝手について伺いました。

 

AUTEL MaxiSysの商品紹介はコチラ

名だたるスーパーカーもスキャン可能

マキシシス画像

■整備士は気が短いから起動が遅いとダメ!

「なにより、クルマと無線(Bluetooth<ブルートゥース>)で接続・操作できるから、ボンネットを開けて整備をしつつ確認ができるし、モニターを直観的に触って操作できるのがいいです。モニターについているビニールですか、ハハハ。これは買ったときについていた画面保護のビニール。これをしたままでも操作できるから、はがしていないのですよ。高価なツールだから大事に使わないとね」と、午後に車検出しが2台あるというのに取材に応じてくれた小菅工場長。

 

「使いやすいので知り合いの工場2~3社に勧めたことがありますよ。うちのをデモ機でお貸ししたこともあります。皆さん、システムの起動が早く診断速度も速いし、対応するメーカーが多いということで、導入を検討したと思いますよ」といいます。


「整備士はみんな気が短いから、こういうツールで立ち上がるまでに時間がかかるのはダメ。対応メーカーも、輸入車メーカーと国産車メーカーを合わせ、レクサスやアキュラなどを含め50メーカー以上に対応するのだから、他のツールはいらなくなるよね」と、起動の速さと対応するメーカーの多さを長所にあげてくれました。

 

■ネオクラシック・モデルにも対応する包容力

 

「それに『マキシシス プロ』本体が収納されているキャリングケースには、メーカー専用のアダプターがついている。これらが国産車なら旧車といわれている、1980年代のネオクラシック・モデルにも対応してくれるので便利なのですよ」と小菅工場長は話してくれます。

 

対応する車種のエピソードについては「メルセデス・ベンツ、BMWはもちろん、ポルシェについても細かく診断してくれるので助かりました。BMWではミッションのコーティングもできて驚きましたね。

うちの工場には、イタリアのクルマがよく入ります。一時なんか、工場内はフェラーリ・レッドで真っ赤になったことがあり、それを見たお客さんがあとずさったほどです(笑)。そうそう、フェラーリF430でも活躍してくれましたね。ご覧のように、このランボルギーニ・ウラカンもスキャンできます」。

 

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コーギーズサービス

内蔵するカメラを使って故障個所や修理状況を撮影し伝えたい

「マキシシスの日本語表示が変なところですか? まぁ、整備士なら何を言っているかわかりますし、そんなところで引っかかっていたら、仕事が進まないからね」

と小菅工場長。

オーテルの『マキシシス』にしろ、他のスキャンツールにしろ、あくまでもクルマのECUにあるデータを読み取って、操作する工具にひとつです。いわば問診のようなもの。不具合箇所がわかるだけで修理をしてくれるものではありません。『マキシシス』に表示された項目から、整備士がこれまでの経験と情報を合わせて故障個所を想像し突き止め、修理しなければならないのです。

 

「『マキシシス』は実測値が左側に表示され、右側には基準値が表示される、測った値が基準値の範囲から外れていると赤色の表示されるのが、わかりやすくていいですね。そうそう、故障コードの消去もカンタンです」というのが使い勝手の感想です。


そして、「今後は内蔵カメラを使って、お客さんに故障個所や修理状況を伝えたり、典型的な故障個所なんかをブログにあげたりしてみたい」と、小菅工場長は語ってくれました。

 

【CORGY'S Service(コーギーズ・サービス)】
  埼玉県所沢市大字亀ヶ谷18-1
  営業時間:9:00~18:00(月曜日定休)
  TEL:04-2951-8000

 

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